蝶々夫人

 長崎の南山手を舞台に描かれた、イタリアの作曲家・プッチーニによるオペラの主人公、「蝶々夫人」。
 アメリカの海軍士官・ピンカートンと結婚をし、一時は幸せな日々を送る蝶々さんですが、任期を終えたピンカートンは祖国へと帰ってしまいます。
 ピンカートンと暮らした楽しく幸せだった日の思い出を胸に、彼の言葉を一途に信じ、子供達とともに夫の帰りを待ちますが、再び長崎の地を踏んだピンカートンの傍らには母国で結婚した新しい奥様がいた、という悲劇の物語の主人公です。
 オペラや舞台だけでなく歌謡曲にも蝶々さんを歌ったものがたくさんあり、幼い頃からよく歌った「赤い絵日傘くるくると〜」という歌が印象深く、そんなイメージで作った作品です。(平成10年制作)
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