虹を見る

 年の離れた弟を抱く美しい娘の、七色の虹を見る夏の一こまを表現した作品です。
 娘の髪は「結綿(ゆいわた)」に結い、薄みどりのびらかんざしが涼感を添えます。着物は紗地に白桐模様で、帯には絽を使いました。
 小さな坊やには、中に赤い前掛けを付けさせ、その上に高価な絽縮緬の着物を着させてみました。(平成17年制作)
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